桃太郎 1





昔々あるところに、おじいさんとおばあさんがおりました。







いつものように、おじいさんは山へ芝刈りに。


おばあさんは川へ洗濯に行きました。


おばあさんが川で洗濯機を回していると、退屈していたおばさんは徐に着物をバサリと脱ぎ捨てると、川へと入って行きました。










おばあさんが水と戯れていると、川上から大きな桃がドンドコドンドコと流れてきました。


おばあさんはゴクリと喉を鳴らし













「こっ・・・こりゃあ大きな桃じゃ!持って帰っらずして何とするぅ〜!!!!」







と叫びながら、日々の俵担ぎで鍛えた筋力に物を言わせて自分よりも大きな桃を引き上げました。


おばあさんは洗濯物をそのままに、すばやく着物を着て桃を喜び勇んで持って帰りました。









その頃・・・









「わぁっはっはっはっはぁ〜!!儂は無敵じゃあぁぁ〜〜!!」




おじいさんは奇声を発しながら、チェーンソーで木をバッタバッタとなぎ倒していました。













さて、そんなこんなで家では今まさにおばあさんが桃を食べるために勝ち割ろうとしていました。


「(おじいさんが帰ってくる前に)早く食べてしまいましょう。」


そういって、包丁の切っ先を桃に差し入れたとき、




「その桃もらったぁー!!」



と叫びながら、おじいさんが帰ってきました。


桃に包丁が入った瞬間香った桃の甘いにおいに、ちょうど帰ってきていたおじいさんの素晴らしい嗅覚が反応して、これまた素晴らしい足の速さで飛び込んで来たのです。





「この桃は儂が拾ってきたのだから、儂のもんじゃぁぁー!!」


とおばあさんはおじいさんから桃を死守するために懐に忍ばせていた日本刀で攻撃しました。





「なんのこれしき!!儂のマグナムの前に散れぃ!」


「はっはぁ!!笑子!」




















その後、おじいさんとおばあさんの桃をめぐる攻防は、日が暮れるまで続いたと言う。









と、言うこと(どゆこと?)で、桃太郎です。如何でしたか?
某ギャグ漫画に触発されて書いてみました。
原作(童話)とはほとんど(全然)違います・・・・ハイ
そして今はギャグっぽく激しいですが、このあとからは多分落ち着いてちょっとやばい?かも。



夜皓


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