車に揺られ、ホテルに着いた桃太郎の第一声目は、「・・・すげぇ・・・」でした。 用意された宿泊先は世界の五本指に入るほどの高級ホテルだったのです。 しかも、通された部屋は最上階のスイートだったので、良い拾い物をしたと上機嫌です。 「どうせ資金は向こう持ちvv」とルームサービスを頼みまくりました。 「今日はひでぇ目にあったが、その見返りとしちゃぁ悪くねぇな。」 などと言って、一通り楽しんで眠くなった桃太郎はキングサイズのベッドいご満悦で眠りに付きました。 ■□■ 深夜・・・・・・・・・・・ 「ん・・・・何、だ・・・?」 熟睡していたはずの桃太郎は、寝苦しさのために目が覚めました。 実はネタバレしてしまうと、桃太郎は店で薬を飲まされた直後、おばあさん特製解毒剤(特許申請中)を奥歯に仕込んでいたのを思い出し、何を飲まされたか分からないまでも取りあえず飲み込んでいました。 そしてバーで飲まされた薬の効果が時間差で現れ始め、解毒薬は一時的な効果だったという、なんとも迷惑極まりないものでした。 桃太郎は気のせいだと思い眠ってしまおうと集中しました。しかし喉がカラカラに渇き水差しの水を飲み干してもどうにもなりません。 次第に体が火照ってきたので、流石にヤバイと思い焦り始めました。 「・・・まっ、まさか、あん時の薬か・・・?あんのクソババア・・・何が『何でも中和剤☆これ ぞ世界の真骨頂!!』だよ!ネーミングセンスねぇし!中和してねぇし・・・・・欠陥品じゃねぇか・・・」 ■□■ その頃、問題児3人はある建物の影に身を潜めていました。 「おい、ここなのか?」 「ええ、そうよ。間違いないわ。でも、どの部屋かは・・・・」 「それならオレに任せて!!今の時間だったら見つけるのは簡単だよ〜。ちょっと待ってて〜〜」 足取りも軽く中へ入っていきました。 短っ!! 続☆不穏な空気♪(あ、石投げないで!! 一文が長いと何書いてるかわからなくなって困ります・・・・ 纏まりのある文を書くことが目下の目標です!(頑張れ私!!) 夜皓 |
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